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2006年08月28日

グラウンドループ

磁石にくっつく問題はほぼ解決。

でも、今度はノイズが取れません。高感度測定のハンドブックに書いてある原因はひとしきり疑ってみたつもりなのですが、困った。一応、本当に必要な部分だけは測定できるのですが、データとして汚いので、最終的には全部測り直しになってしまいます。

暫定的なデータはだいぶそろってきたのですが、どうやら、1ヶ月半前の段階で立てていた予想はだいぶ間違っていたようで。
相変わらず悪すぎる効率にあきれてしまいますが、どういう方針で進めるか、少し悩んでしまいます。

投稿者 misudo : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月23日

スーパーマン

夕方から研究室を抜け出して、まこと&花ちゃんと観てきてしまいました。就活が終わったそうなので、そのお祝いも兼ねて。

もう、やばいくらいかっこいい。オープニングで3分くらい例のテーマが流れて、ずーっとスタッフのクレジットが踊ってるのですが、ストーリーが始まる前から完全にノックアウトでした。

その後、ビアガーデン→ボーリングで騒ぐ。
花ちゃんとは自分がバイト辞めて以来なので、3年ぶりくらいなのですが、全然変わってなくてびっくり。
基本的に頭の悪い会話しかしてませんでしたが、頑張ってほしいなぁと思います。

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2006年08月19日

Tonight, tonight

West Side Storyを観てきました。ブロードウェイのキャストがそのまま来ていて、個人的にはとんでもなく良かった。

オペラに比べて随分ラフでくだけた感じで、でもその分ずっと躍動感があって、表現がダイレクトに伝わってきます。

バーンスタインの音楽もすごくいい。

原宿でぶらぶらして、二子玉川で花火を観て。

最後はちょっとだけ、泣いてしまいました。

きっかけはなんてことはない巡り会わせだったのに、今はこんなに気持ちがいっぱいで。

でも、おかげですっきりできたかもしれません。どんな形でも、自分にはやっぱりかけがえのない人で。

向こうでも頑張って。陰ながら応援してます。

投稿者 misudo : 23:26 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月16日

真打

ディベーターとしては個人的に最も尊敬している人なのですが、決勝講評での徹さんのスピーチがご本人のblogに載っていたので、貼っておきます。

文字だけだとあまり伝わらないかもしれませんが、リアルタイムで聞いたとき、個人的には相当な鳥肌ものでした。一見当たり前のことを言ってるようですが、こういうことを、本当に当たり前のように言える人は、すごく貴重だと思う。

言葉の妙という表現だけでは尽くせないものがありますが、主題が何であれ、自分もいつかこういうスピーチができる人間になりたいものです。

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2006年08月14日

非平衡

そうあってはいけないはずなのに、相変わらずサンプルが磁石にくっついてしまい、悶絶。

不純物が内部まで均一に分布しているようで、最後のこの点だけ、どうしても改善しません。

8月末からは、しばらく帰省して本を眺めたり、ごそごそ悪だくみをするつもりだったのですが、もっと今やるべきことがあるような気がしてきてしまいました。

土曜日は上京してきてた妹がうちに泊まりに来て、いろいろ愚痴を聞く。

1年間サークルの幹部をやってるうちに、いろいろ腹の立つことがたまってきて、当初は辞めるつもりだったらしいのですが、うまく思い直したようです。

基本的に、適当に昔話をしてちゃちゃを入れてただけなのですが、この辺の性格は、案外自分に似てるのかもしれません。

投稿者 misudo : 23:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月10日

家庭教師

3日間、悪人氏の代打で、朝9時から3時間。相手は小学6年生。

とにかく喋りたがる子で、座らせるのも一苦労なのですが、うまくなだめすかして、ちゃんと仲良くなれました。

「また来てよね?」と言ってもらえて、ちょっとうれしかったり。

午後からの研究室では寝不足でふらふらでしたけど。

で、前々から買おう買おうと思ってたのですが、ようやく自転車を買いました。これで、お茶にも上野にも10分で行けます。

投稿者 misudo : 14:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月07日

全国高校生英語ディベート大会

自分も知らなかったのですが、12月に岐阜で第一回大会が開かれるそうです。

主催者の先生には、実は3年前に手製のマニュアルを送ったことがあるのですが、飲み会であらためて「初心者向けマニュアルを作れ」という仕事を振られたので、少し調べてみました。

関東のUNIONとは別に、長野県では教員が主催する大会が10年以上続いていたのですが、それが5年前に岐阜県にも飛び火して、今年、とうとう全国大会に対象を広げたようです。

ルールを見るとわかるのですが、ちょっと不思議なフォーマットを採用していて。一応、2立2反といっていい形式なのですが、コミュニケーション点を採用していたりして、かなりディベート甲子園を意識した感じになっています。

で、なんといっても目を引くのは、「優勝者はWSDCへ日本代表として派遣されます」という部分。

WSDCというのは、高校生の英語ディベートの世界大会なのですが、まだ日本からの参加実績はなくて、これに参加できるなら、すごく面白いことになります。

ただ、心配なのはWSDCがパーラメンタリーディベートの形式を採用しているという部分。新しく開かれる大会とは形式が違い過ぎるので、仮に参加するにしても、このままでは実績が上がるとは考えにくい。

代表選考の権利を持つ組織は、各国に1つずつしか認められないことになっているのですが、すでに日本のパーラー界にはJPDUという窓口があります。こちらと連携した方が、継続的に国内のレベルを引き上げられますし、新しい大会でもパーラーの形式を採用する、というのが、おそらく今後の自然な流れになっていく気がします。

そうなると、困るのはNDTスタイルの方で。世界的にはパーラーの方が主流ですし、国内でも2~3年以内に競技人口が逆転することはほぼ明らかだと予想しているのですが、高校でパーラーが普及しはじめると、ますます勢力差は開いていってしまうのかもしれません。

投稿者 misudo : 23:55 | コメント (3) | トラックバック

ディベート甲子園

今年の会場、東洋大は下宿から徒歩10分。

横目でちらちら見ている間に、中学は母校が優勝してしまいました。もう卒業して4年以上経つのに、やっぱり思わず「よっしゃ!」と叫んでしまいます。

とりあえず、最後の講評での渡辺徹さんのスピーチは流石。


昨年は院試でボイコットしたので、完全に首を切られたと思っていたのですが、気付いてみれば、結局いつもどおり舞台裏で決勝の演出。東洋大のホールは今までの会場に比べて圧倒的に設備が充実していて、パネル類を見ているだけで、ちょっとわくわくします。自作のタイマーが止まらないかが一番心配だったのですが、打ち込みの仕事も含め、意外にあっけなく終了。

最終日の夜には、NPOの本質というものを少し実感してしまった気がします。

2次会。後楽園のホテルのバーで、はじめて瀧本さんときちんとお話したのですが、非常にまともな人だという印象を受けました。
自分はもはや片手間の手伝いすら危うい身分ですが、長年の疑問だった、どうやってこの団体が回っているのか、という部分が、ようやく少しだけ理解できた気がします。

状況によりますが、やっぱり人には「年相応」というものがある場合も多い、というのが今回の感想。少なくとも、自分の本分は忘れてはいけないようです。

いろいろあっても、昔の友人やらお世話になった人やらに会える場所があるのはやっぱり嬉しいものなので、願わくは、いまのままの形で大会が継続していって欲しいと思います。

投稿者 misudo : 23:45 | コメント (2) | トラックバック

2006年08月05日

素足で物理を

というのが今年の夏学のキャッチフレーズ。そのとおりかはわかりませんけど、当初の予想を裏切って、めちゃめちゃ楽しかった。

やっぱり、理論系の人が多いのですが、今年は物工からも参加者が多くて、D2からB4まで合わせると、多分20人くらい行ったんじゃないかと思う。

たくさん呑んで、たくさん話して。もともと、上下・横のつながりが強くない学科だと思っていたのですが、こういう機会に色んな人と仲良くなれると、それだけでやる気が出てきます。

とりあえず、個人的にうれしかったこと。

・桂さんはじめ、理論の人にたくさん相談できた
・面倒を見てもらった渡部さん@小形研とすごく趣味が合った
・森健彦先生と会えた&話せた
・内外問わず、物理学会で一緒に遊びに行けそうな先輩・友達が増えた

行って感じたことは山のようにあるのですが、やっぱりこういう場に来てる人のほとんどは、心底研究が好きなんだと思う。みんなで集まっている間は、本当に生き生きしていて、だからこそ少しくらい大変でも、気合を入れて平気な顔をして乗り越えていけるはずで。

あとは、いつもながらもっと勉強しようと思いました。理論系や他分野の人と議論していて、相手にとっては基本的なのに自分が知らない単語が出てきて話が中断したりするのは、やっぱり寂しい。物性の世界は本当に深くて広くて、研究は絶対に1人ではできないと強く思ったのですが、分業するにしても、最低限スムーズなコミュニケーションが取れるようにならないと問題です。

応用バリバリの人から、量子論の哲学的な解釈を本気で追い求めてる人まで、それぞれ色んなモチベーションを持った人がいましたが、やっぱりこういう世界にずっと身を置いていられたなら、それはすごく幸せなことなんだろうと思います。

投稿者 misudo : 01:38 | コメント (1) | トラックバック