« 2006年02月 | メイン | 2006年04月 »
2006年03月31日
しまなみ海道
で、学会終了後。実家に寄るつもりだったので、飛行機の予約はなし。
もはや、ためらう理由は何もないわけで。
ということで、高校以来の念願をようやく成就してきました。
荷物を全部実家に送って、今治で乗り捨てのレンタサイクルを借りる。あとは、尾道まで約80km。
・・・のはずだったのですが。
結局2/3くらいまで言ったところで、乗り捨ての最終時刻が来てしまい、最後はバスで四国へ逆戻り。
それでも、海風がめちゃめちゃ強い&寒いことを除けば、橋や海沿いを走っている時の景色は最高です。
そのまま高松に移動して讃岐うどん。一泊して、翌朝本州に帰還しました。4/4までは名古屋にいる予定です。
投稿者 misudo : 23:37 | コメント (2) | トラックバック
2006年03月30日
物理学会@松山
今回は見習いで、自分の発表はなし。学会に行くのは、ほとんど初めてです。数千人単位で人が集まって来て、全部で四日間。
着いてから街をブラブラしてみると、どこかで見たような先生に、あちこちで遭遇。当然といえば当然かもしれませんが、なんだか変な感じです。
会場では、先輩の発表を聞いたあと、分野の近いMn系、モット転移、超伝導あたりのセクションをうろうろ。自分と同じ物質系を扱っているのが、学科の理論系の助手さん1人だけで、ちょっと寂しい気持ちでしたが、あとから思い直して、それはそれでいいかもしれない、と勝手に納得しました。
とりあえず、断片的にしか知らなかったような身近な人の研究内容を、ある程度ちゃんとした形で聞かせてもらえるのは、楽しいものです。おかしな例えかもしれませんが、雰囲気はこれまでに見慣れた大会会場とよく似ています。同業者がわらわら集まって、発表(≒試合?)を見ながら、お互いに良さそうなアイディアを拝借したり、相手を捕まえてディスカッションしてみたり。同時に、コミュニティ全体の「流れ」みたいなものも、なんとなく感じることができます。
残念なのは、少し萎縮してしまって、面識のない人の発表に、聞きたいところで質問ができなかったこと。根拠のない不安感をぬぐい去るには、もっと勉強が必要です。
4日間通じて感じたことは、学科の卒論発表会は豪華だったんだということ。たくさんの先生が聞いてくれるというのもそうですが、それ以上に、全くの他分野の人が発表を聞いてくれる機会は、案外貴重なんだと実感します。会場で交流するのは、どうしても同分野の人に偏ってしまうので、将来、ある程度以上に視野を広げたいなら、多かれ少なかれ、意識して動かないとダメなのかもしれません。
観光で回ったのは、松山城&道後温泉。連日宴会で、いくら飛んでいったのかちょっと心配です。
投稿者 misudo : 23:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月24日
Finding The River
一足先に院生の卒業式。なんてことはないはずなのですが、出てくる人たちを見てるとなんとなく幸せになれます。「さぼろうかなぁ」とか言ってた割に、明日がちょっぴり楽しみになってきました。
自分の大学生活は、言ってしまえば、前半2年は完全にサークル漬け。後半2年は、ほぼ完全に学科漬け。一貫してたのは、根拠のない気合だけで。
随分偏って卒業したものだと自分でも思いますし、肝心の勉強も含めて、もっとやっとくべきなのにと思うことはたくさんある。それでも、無駄にこちらのテンションを上げてくれるような、なんだか得体のしれない対象を常に持てていたのは幸せでした。
問題は、これまで投資してもらった分、あるいはこれから投資される分を、最終的にそれ以上の形で社会に還元できるのか、ということ。そう言っているくせに、残念ながら、自分は未だになまけものです。
何かを選び取るということは、他の可能性に眠ってもらうこと。
新しい世界へ飛び込むということは、古い世界を思い出にしてしまうこと。
卒業とは、馴れ合いを断ち切って、お互いの3年後を楽しみにすること。
でも、やっぱりそう単純に割り切ってしまえないこともあるわけで。
昔から素直になるのは苦手ですし、こういうものはだいたい我慢してしまうのですが、今回だけはちょっとわがままを言ってみました。はてさて。
投稿者 misudo : 03:39 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月19日
Windows on Intel Mac
悲劇の一報から、わずか1週間。来るべき日が来たようです。
および、解説記事
Intel Macに欠けていたBIOSの互換機能を、自分で作ってしまったらしい。主催者と開発者に感謝。ただ、こんな感じで、PCクローン上でもMacOSが普通に動いてしまうようになるのかなぁ、と思うとちょっと心配です。消費者にとってはいいのかもしれませんけど。
投稿者 misudo : 18:28 | コメント (0) | トラックバック
reflection
3月は徐行運転・・・のつもりが、気が付けば普通に朝。
あんまり特別感がないのがちょっと悲しいです。
ようやく、温度点があと1つ。
眠。
投稿者 misudo : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月15日
神田・まつや
行った先は、池波正太郎の御用達だったそば屋。
信じられないくらい雰囲気がいいです。昭和初期がそのまま残っている感じ。上京したての頃、「御宿かわせみ」の長寿庵をイメージして、同名のチェーン店に入り、ずいぶん失望した覚えがありますが、当然ながら格が違う。
蕎麦味噌をなめながら、お猪口でちびちびやるわけですが、これがまた美味しくて。
で、好きな人はいるもので、こういうサイトを発見しました。非常に共感できるのですが、願わくは一度巡り歩いてみたいものです。
投稿者 misudo : 21:50 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月14日
ロダンとカリエール
珍しく早起きしてしまったので、午前中に散歩がてら行ってきました。
今日の自分も含め、平日の午前中に来ているような人は、だいたいのんびりしているわけで、作品までなんだか気が緩んでいるように見えてしまいます。
ロダン目当てだったのですが、内容はカリエールという画家との交流・対比をテーマにしたもので、ちょっとあてが外れた感も。それでも、見慣れた絵画に比べると、3次元の彫刻は新鮮です。
上野公園はちょっとだけ梅が咲いてました。
投稿者 misudo : 21:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月13日
再開
長らく春休み気分を満喫してたわけですが、今日からそろそろ実験モード。ようやく反射率測定です。
といっても、月末に学会で松山に行くので、結局4月上旬までは何となく浮かれた気分のままのような予感も。あと、お試しで怪しげな物質をいくつか作ってみようかと思います。条件はわかってないようですけど、ちょっとだけ。
3・4月は、研究室のメンバーががらっと変わるようです。特に、今までお世話になりっぱなしだった直接の師匠がいなくなってしまうのは、やっぱり心配。
ということを相談してみたら、「院生にもなって人に頼ろうとするなんて甘い」と笑われてしまいました。うーん、なるほど。
投稿者 misudo : 22:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月11日
NAFAセミナー
結局ほとんどオールで準備して、白山へ。レクチャーは無難に終わって一安心。
個人的につながりのあった数人を除いて、顔がわかるのは新3年生のみ。現役はもう2つ下なんだ、と実感します。まぁ、同期のみんなも4月から就職だし。
山に残るのは当然だと思っているような人には、明らかに物足りなかったはずです。最後の変な問題で当ててしまった皆さん、ごめんなさい。
レジュメはここからダウンロードできます。