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2006年02月28日

休肝日

もはや遠慮する要因がなくなったので、6日連続呑み。実は最高記録かもしれません。

投稿者 misudo : 23:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月24日

The Green Book

卒論の差し替え中。単位や式の表記に困って、とうとうこれに手を出してしまいました。

IUPAC(国際純粋・応用化学連合)が推奨する表記法をまとめたものなのですが、物理分野でもこれが広く受け入れられているのかどうかは少し心配。一応、IUPAP(同物理連合)の方も代表委員を派遣して策定に関係してるようなのですが、著名な雑誌の論文を見ても、この表記にしたがっている例はほとんどない。

IUPACの勧告は70年代から行われているらしいのですが、端的な例はこんな感じ。たとえば温度をグラフにプロットするとき、軸を

T[K]

と書くのは、よくないらしい。プロットされるのは数値なので、物理量=数値×単位と考えて、

T/K

とするのが正解になります。

特に、「抵抗率の対数をとったものを温度で微分する」などという一見不思議な演算が、後者の表記では単純に数値同士の演算にできたりするので、個人的にはこちらの表記の方が合理的だと思うのですが、悩めるのはこれがあくまでも「勧告」である点。こういった国際組織の性格や、本の巻頭にある

The objective of this manual is to improve the exchange of scientific information among the readers in different disciplines and across different nations.

という理念に照らせば、自分たちもこの表記に従った方がいいはずなのですが、なんとなく(?)使われ続けている慣習のことも考えると、すぐに全部切り替えるのは少し勇気がいります。理科年表の物理・化学分野はこれに準拠しているみたいですが、自分の卒論をどちらにするかは、考え中です。

投稿者 misudo : 00:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月23日

宴の後

以下、この1年の回顧。

一貫性のないデータばかりが出てきた11月~12月前半は、正直相当しんどかったですが、全般で見るとこんなに楽しい1年はなかったと思う。自分の非力さも悲しくなるくらい実感しましたが、一方ではこれまで22年間ずっとモヤモヤしていたものから、ようやく開放されてきた気もします。

ここ3日間の卒論発表会では、雨宮研、Hwang研、岡本研、土井研、為ヶ井研、染谷研、五神研あたりを見てたのですが、みんな普通に面白い。今回の自分の結果&プレゼンのスタイルが、あまりそういう印象を与えた自信がないのは少し悲しいですが、こういう「お祭り」で周囲が頑張ってるのを見ることができると、またテンションが上がってきます。

個人的にちょっと感慨深かったのは、為ヶ井研の発表。中学の科学部で、全員が顧問に「やる気あんのか!」と怒鳴られてから8年。その顧問のお師匠さんがいる学科で、未だに当時の友達と、似たような分野の研究をやってるわけです。優秀な彼は、来年度はもっと近くなりそうで、因縁を感じないわけにはいかない。

一方で、反省点。

もともとそんなにキャパシティのあるほうではないのですが、精神的に余裕がなくなってくると、自分はいろんな犠牲にし始めるようです。結果として、色々なコミュニティの人に迷惑をかけたり、不快感を抱かせてしまいました。自分はこの1年で、大きな罪を少なくとも3つ犯したと思う。これは、それぞれ大切だったものへの挫折なのですが、迷惑をかけた人には本当に謝りたい。同時に、そんな行為にも関わらず、自分を気遣ってくれた人たちには本当に感謝しています。

「人の役に立つ」のが工学のはずなのに、相変わらず自分には、その最初の一歩であるはずの自律と気配りが足りていないようです。

投稿者 misudo : 00:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月20日

卒論&発表

おわったー!!!

投稿者 misudo : 19:11 | コメント (2) | トラックバック