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2005年09月30日
ゴリゴリ
現状報告。まだ勉強不足です。色々実験の方針は与えてもらったのですが、なんだか、山のように結晶が必要になりそう。
いま9組成同時平行で作ってますが、10月前半はブルドーザー生活になってしまいそうです。
夜は、新しく来た博士の人の歓迎会。にも関わらず、自分を含めみんないつもの壊れたハイテンション。どう思われたか心配です。
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2005年09月26日
reboot
実験再開。なんだか、やばいくらいテンションが上がります。
ちゃんと内容も伴ってくれるといいんですが。
投稿者 misudo : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月25日
SI
UTがようやくFinalへ。誘惑に負けて、打ち上げだけ行ってしまいました。
本当によかった。
このときに後輩から聞いた話。
パーラーの国際大会で躍進して有名になっていた、元ICUの院生中心のUT Debating Societyの方を少し心配していたのですが、今のところ駒場に進出する気はなくて、うまく棲み分けはできているようでした。
あちらの学部生メンバーが、ESSの後輩ばかりだったのもちょっと衝撃でしたけど、本来なら「なるべく深入りさせないように」とブレーキをかけるのも妙な話です。
短所もあるにせよ、パーラーが魅力的なスタイルであることは間違いないわけで、こういう流れが生まれてくるのはごく自然なことだと思う(というか、時間があるなら自分も普通にDebating Societyに入りたい)。
残念ながら、アカデミックのスタイルは、あまり自覚されないまま、既に思いきり「淘汰」の波にさらされていて、今のペースだと2~3年、遅くとも5年以内にパーラーと参加校数が逆転するはずです。
ただ、現状への様々な批判はともあれ、本来のスタイルとしてのアカデミックには、パーラーにはない独自の強烈な存在意義がちゃんとあるはずで、国内のスタイルがパーラー「だけ」になってしまうとすれば、それはこの上なくもったいないと思う。
いずれにしても、これから規模を維持していこうとするなら、パーラーを常に意識しながら、アカデミックを恥ずかしくない「商品」として売れるようにしていかなければなりません。
今のアカデミックは、事業を独占していた公社が、規制緩和で新規参入企業の攻勢を受けているようなもので、商品そのものの質、その売り方、運営法などあらゆる点に、外部の人間には到底理解しがたい独善的な慣習を山のように抱えています。
とりあえず、このことについての自分の勝手な目論見は、8月に名古屋で倒れた時点で、残念ながら大きく挫折してしまった。
NAFAやコミとしてコミュニティを支えている人々に比べれば、日がな研究室に引きこもって喜んでいる自分は無責任者もいいところで、現状を批判する資格はもちろんありません。
ただ、後輩の世代をディベートに引き込んだ自分たちが、今に至るまでに様々な疑問・不満・不安・迷いを感じていながら、けっきょく根本的な解決を先送りして同じ苦悩を後輩に味あわせつつあるのだとすれば、それは本当に申し訳ないし、悲しいことです。
とりあえず、当面のジレンマが1つ。
アカデミックを守ろうとする立場からすれば、興味を奪われかねない後輩のパーラーへの接触は好ましくないのですが、それは同時に本人の可能性を狭めることにもなってしまいます。
現状でまだこれだけの規模を維持できている理由は、コミュニティが非常にclosedで外部との接触がなく、シェアを奪われる機会が比較的少なかったことも大きいと思うのですが、こうした状況はやはり不健全ですし、このままでは大勢を覆すことはできません。
他のスタイルと真正面から競合しても、アカデミックの "Net Benefit" が上回ることを本当に自信を持って主張できるようになって初めて、自分たちは何の不安もなく後輩に「アカデミックでもパーラーでもどっちでも好きな方に思いっきり打ち込めばいいよ」と言ってあげられるんだろうと思う。
いろいろ言い訳をして繕っても、自分の代がそこまで持っていってあげられなかったことは、事実として既にはっきりしてしまっているのですが、それでも近い未来に、自分たちよりずっと優秀で情熱を持った後輩たちが、状況を変えていってくれることを願ってやみません。
投稿者 misudo : 23:50 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月23日
行きあたりばっ旅 番外編
ゼミ仲間3人で箱根。
要は、芦ノ湖が見たかっただけなのですが、とりあえず小田急のハイキング・パスを購入して、朝9時に新宿発。
箱根一帯のバス乗り放題+小田急往復で3000円を切ってて安いのですが、ロマンスカーには乗れません。
←芦ノ湖南岸。予想よりだいぶ時間がかかって、着いたのは1時過ぎ。この時点で既に疲れたムードが立ちこめる。 | |
港で待ってたら、なぜかやってきた海賊船。 | |
←船で北岸へ。天気はイマイチですが、すごく気持ちいい。景色を見てるうちに無駄にテンションが上がる。 | |
←芦ノ湖西岸の遊歩道を歩く。約15kmでだいたい3時間。いくら探してもレンタサイクルが見つからなかった理由がようやくわかりました。途中で日が暮れてきてあせる。 | |
←箱根湯本で温泉。再びテンション上昇。ここは観光街なので、7時を過ぎた頃に一斉に店のシャッターが降りてしまい、夕飯を食べ損なう。 |
小田原で各々2人前くらい食べて、帰りの電車は爆睡。0時前に新宿着で、そのまま解散。
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この3人は1年の頃からクラスが一緒なのですが、この後は筑波・柏・本郷と完全にバラバラになってしまうので、ちょっとしみじみします。
自分も進路や分野がどうなるかわかりませんが、そのうち一緒に研究できる日がくれば、きっと面白いんだろうなぁ、と思う。
とにかく、疲れた。
投稿者 misudo : 23:43 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月22日
稀勢の里
期待してた栃東は気がつけば4敗。
年齢的に、あと3年もすると大関陣は全部入れ替わってしまうはずで、関脇以上が全部外国勢、という日も来てしまうかもしれません。琴欧州と朝青龍の直接対決にもドキドキはできるんですが。。。
今週は学会で人がおらず、主だった装置が止められてて、実験が進められないので暇です。とりあえず、宿題に出されたラマンを勉強してるのですが、先に群論をやらないと厳しい気がしてきました。
明日は箱根に行ってきます。
投稿者 misudo : 18:17 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月15日
結果
どうやら、本当にギリギリのところで、第一志望の研究室に拾われたようです。
あと数年は、ここで研究をさせてもらえることになりました。
結果を聞いたら、覚悟していたよりもずっとひどかったらしい。
しばらく亡霊に悩まされることになりそうですが、いま苦しんでも結論を出せそうにないので、泣き言はいわないことにします。今後2年間でどう整理をつけられるかが、自分の人生の分かれ目になりそうです。
投稿者 misudo : 23:03 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月12日
Roll the bones
ろくなコメントをしてあげられなかったものの、ISの1・2年は面白いと思う。
SIでとうとうUTが残ったのを見届けたあと、うちで集まって開票速報を見ながら呑み。
ひとしきり騒いで沈没した後、うつろな頭でもぞもぞ起きだして、昼頃に名古屋に帰ってきました。
とりあえず、もらってから2年間使っていたMDを壊してしまった。
あらためて時間ができてみると、自分の日常の節々に、強い罪悪感を感じます。それは周囲に対してでもあり、自分に対してでもあるのですが、漠然とそう感じる背景には、積み重ねてきた明確な理由がいくつもあるはずで、それらは今からでも1つ1つ解消する努力をしないといけません。最近の自分には、何かを理由にして見ないふりをしていることがいくつもあり、このままではやはりよくない。
明日は妹と万博に行ってきます。会場まで運行されているリニモは、常伝導仕様で1cmくらいしか浮かないらしい。パビリオンに展示されている方は、予約が取れそうにないので、見に行くのは無理そうです。
投稿者 misudo : 23:17 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月08日
いきあたりばっ旅 最終日
この日は山梨県内。
←武田神社。ここで出会ったおじいちゃんと仲良くなって、大月駅まで一緒に移動する。元特攻隊員で、今は俳句が趣味だとかなんとか。戦国〜幕末の話でめちゃめちゃ盛り上がる。靖国はやっぱり参拝してほしいらしいし、それは感情的な問題で責められないと思う。別れ際に「国家のために頑張れ」と言われた。昼飯はほうとう。きしめんとどう違うのか、理解に苦しむ。 | |
←リニア実験線。いや、やばいっすよ、これは。かっこいいなんてもんじゃない。何も調べずにセンターへ行ったのですが、ちょうど試運転日で、走行してるのを見ることが出来ました。中央新幹線が必要かは別にして、ぜひ実用化してほしいなぁ。超伝導マグネットに使ってるのは、ニオブ・チタン合金と書いてあったので、高温超伝導体ではないっぽい。何か理由があるのかしら。 | |
←かなたに微かに見えるのが富士山。河口湖まで行こうか迷いましたが、雲がかかっていてあまり眺めが良さそうではないので、今回はパス。 |
・・・ということで、20:20頃に御茶ノ水着。そのまま帰宅しました。乗車時間の累計は、約30時間。
今回の感想:
・旅は道連れ。
・田舎での寝過ごし・誤降車は死ぬので、無理してでも睡眠は取るべき。
・コシヒカリは日本の宝だと思う。
・かっこいいものはかっこいい。
・電車は乗り続けると飽きるが、城・寺・神社はいくら見ても飽きない。
月曜から院試の結果発表までは実家に帰って、翌日から実験を再開します。
投稿者 misudo : 22:34 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月07日
いきあたりばっ旅 4日目
長野→甲府。
この日は疲れていたようです。が、とにかく帰れないので、電車に乗り続ける。
前夜、ネットカフェで色々作業をしてしまい、ほぼ完徹だったので、睡眠不足でこの日はフラフラ。
朝7時半に追い出されて、ヨタヨタ歩き出す。
←善光寺。めちゃめちゃでかい。浅草に近い雰囲気があって、これを見ると長野全体が門前町なんだと実感します。「牛に引かれて・・・」ならいいんですが、自分は逆に重いキャスターを引いているので、たどりつく頃には汗だく。 | |
←松本城。至る所に国宝と書いてあったので、国宝のようです。もともと松本市には寄るつもりは無かったのが、寝ぼけて間違えて電車から降りてしまい、待ち時間が勿体なかったので見に行く。天守閣は奇麗。 | |
←松本市内の時計美術館。これがとんでもなく面白かった。永久機関としか思えないような仕掛け時計が山のように置いてあって(しかも目の前で当然のように動いている)、めちゃめちゃ想像をかき立てられます。現物の映像を見せられないのが残念ですが、たとえばこういう仕掛けも考えられるらしい。 | |
←諏訪湖。ちょうど全体が見渡せるくらいのサイズでした。ちょっと曇ってましたが、湖岸を歩くとすごく気持ちいい。近くに温泉とエプソンの工場がたくさんある。この辺で信州そばを食べる。 | |
←上諏訪駅構内の足湯。この土地は観光地として相当栄えてるみたいで、自分くらいの年齢のグループが山のようにいました。 | |
←諏訪大社下宮。このへんになるともうへとへとで、上宮に行く余裕はなし。 | |
←甲府駅に向かう途中で、再び寝ぼけて信濃境で降りてしまい、次の電車まで1時間半待ち。30分で1駅歩けば1時間節約できることがわかり、歩き出したものの、途中でこういう状態になってあきらめる。一瞬死の恐怖を感じる。 |
この日は、やはり睡眠不足が敗因。甲府駅で泊まる場所を見つけて、速攻で就寝しました。
投稿者 misudo : 21:48 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月06日
いきあたりばっ旅 3日目
今日は、新潟→長野。
新潟は、主要都市がいろんな路線に細切れになっていて、動きにくい。
親不知、柏崎原発、燕あたりも見たかったのですが、時間の都合上断念しました。
10時前に目を覚まして、昼飯は新潟市内にしようと何となく思う。
←新潟市内の古町通まで、30分くらい歩く。この辺は、お米を使った食べ物がたくさん。写真は昼に食べた田舎屋のわっぱ飯。鮭とイクラが乗ってます。信じられないくらい米がおいしい。 | |
←くびき野2号で長岡まで移動。稲穂の平面が延々と。この途中、「あられ・おせんべい」の博物館etcがあるに違いない、と信じて、電話で確認もせずに亀田製菓の工場までずんずん歩く。ほんとにただの工場でした。見学もできず意気消沈。 | |
←越後湯沢の酒の湯。入浴用酒なので飲めませんし、さすがにお湯で薄めてありますが、もう感無量。来てよかった。 | |
←500円で、新潟の100銘柄の中から5銘柄まで、利き酒ができる。純米大吟醸にやられて、電車に乗るときには完全にフラフラでした。あー、幸せ。店員さんに心配された。なお、写真のおっさんは人形です。 | |
←夜の直江津港と日本海(らしき水面)。到着は20時ごろ。ここの「にんじん」という店で、夕飯に釜飯を食う。海と山の具が山ほど。やっぱり米うまい。 | |
←23:24に長野駅着。今度は難なくネットカフェを発見。そのまま停泊。 |
この日は、曇り空ながら、奇跡的にまったく雨が降らず。
移動中の電車の中で、寅彦の
5月5日 7時20分発ベルリン行きのD-Zugに乗る ~ 隣席のドイツ人も話しかけて、これから通過する鉄路のループの説明をしてくれたりした。
というようなくだりを眺めながら、あんまりそういうことはないなぁ、と何となく思う。
明日は、雨じゃなければ諏訪湖あたりにでも行きます。
投稿者 misudo : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月05日
いきあたりばっ旅 2日目
いよいよ観光開始。
今日は、仙台→山形→新潟まで行くのが目標。
なんというか、1人では行きにくいところってありますよね。果物狩りとか、××1日体験とか、何かのテーマパークとか。ああいうのは、グループでわいわい騒ぎながらやるから楽しいわけで、1人で行く気には絶対なれません。
というわけで、あまり悩まなくても、目標地は自ずと限られてきます。今日は朝8時に起きて、そのまま電車で西へ。
←「いわにしみいる・・・」で有名な山寺。石段は1000余りあるらしいですが、若者ならたいしたことない。雰囲気は最高。ただ、雨模様で霧がひどく、山頂からの景色は真っ白で何も見えず。昼飯は芋煮そば。 | |
←天童。美術館で見た、「泰将棋」というお化けみたいな将棋。「猫又」とか「盲猿」とか、変な駒がたくさん。遊び方は不明。 | |
←同じく天童の、歩行者道路のタイルに書いてあった詰将棋(右上の駒は馬)。持ち駒は、金金銀。ちょっと考えたのですが、どうも9手詰っぽい。ほかにもいっぱいあったのですが、駅から離れるほど難しくなってる気がします。 | |
←さらに米沢に移動。写真は上杉神社の謙信像のとなりにあったもの。この人の言葉だったらしいことを初めて認知。このあと、夕飯に米沢牛のハンバーグを食べる。1280円なのに、肉うますぎ。 | |
←べにばな3号で、米沢から新潟まで移動。21:40ごろ着。新潟駅前はネットカフェがないので、仕方なく安いビジネスホテルに宿泊。 |
全般に雨模様で、先が思いやられます。景色が売り物の山道・渓流あたりは、今回はパスになるかも。台風来てるらしいし、心配です。
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2005年09月04日
いきあたりばっ旅 初日
とはいうものの、さすがに見知らぬ駅で3時間放心とかありえないので、時刻表だけは購入。青春18は発売期間が終わってたので、今回は北海道&東日本パスを使います。5日間乗り放題で1万円。行動エリアが限られてる分、青春18より安い。
そもそも気合入れてなかったので、昼前にごそごそ起き出して荷物をまとめ、13:30ごろに東京駅を出発。
今日は、基本的に移動のみ。仙台に着くまでに約7時間半、ひたすら電車に乗り続ける。
←接続待ちの某駅前で発見した、見覚えのある3人組。左の看板が印籠を握った形になっている。
その後、待ち合わせていた妹と駅前で寿司を食って、仙台市内の妹邸に収容。
途中から景色を見るのにも飽きて、本ばっかり読んでた気がします。翌日以降も、基本的に移動中はこんな感じになりそうです。
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2005年09月03日
ということで
不眠&二日酔いでぐだぐだの状態でエリミを見たあと、夕方にJRへ直行。明日から青春18で漂ってきます。箱根を延期にしたので、
東京→仙台→新潟→長野→富士五湖→東京
のルート。佐渡は、フェリーが高いので中止の可能性大。バイト辞めて久しいので、温泉とネットカフェでしのぐ予定です。一応、8日の日中には帰ってくるつもり。では、行ってきます。
投稿者 misudo : 20:45 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月02日
time stands still
とうとう面接も終了。あれこれまくしたてた割に、非弾性散乱に全く触れずに終わらせてしまった気がする。知ってる先生が並んでると、緊張するというより申し訳なくなってきます。
間違いなくやばいのですが、もはやあがきようもないので、自分はしばらく放浪することにします。みなさん、さようなら。