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2005年07月28日
hanging by a moment
残ってたテスト&レポートもあらかた無事に終了。これで卒業はできるっぽい。そろそろ研究室からも完全撤収します。
ゼミ仲間で、前期打ち上げを兼ねて飲む。結局、輪講&試験でハーケンは中断してしまいましたが、5分の6くらいは読んだので、まぁいいのかな。途中から記憶が飛んでますが、休学中の小田氏は元気そうでした。翌日ノルウェーに旅立つという噂は勘違いだったことが発覚。とりあえず、絵はだいぶ描いてるらしい。
なんだか、イベントも重なって、この7月は異常な頻度で飲んでる気がします。それに見合うだけ作業もしまくってた、と信じたい。あと1か月でいよいよ院試です。
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2005年07月25日
タコ焼き
やってもやっても終わらない固体物理に、半ばやけくそになりつつ、前日のビアパーティで残った材料で、先輩とタコ焼きをひたすら焼き続ける。結局、2人で50個強+スイカ1/8を消費。そして2時間後。
何が悪かったのか知りませんが、自分はトイレにダッシュしてました。もう当分タコ焼きは食べたくない。
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2005年07月24日
前期終了
無事に?現状報告を終えて、前期の研究室生活が終了。これでようやく勉強できます。
前期の実験結果は当初の予想とはだいぶ違うもので、一時は「テーマ選び間違えたかなぁ」などと勝手に凹んでたのですが、また新たな指標を与えられて、ちょっと元気になりました。
同じ実験をしていても、やっぱりその先にニンジン(≒コンセプトとか希望とか)がぶら下がってるかどうかだけで、圧倒的にモチベーションが違ってきます。
今日与えられたニンジンについても、言われてみれば「あー、なるほど」と思うのですが、同じデータからそういうコンセプトを思いつけるのは、やっぱり眼力と経験と勉強の蓄積なんだと思う。本来なら、今の自分でも自力で気づいて然るべきなのかもしれませんが。
で、打ち上げのビアパーティ。最近、飲み会を重ねるたびに先輩方が壊れていく気がします(4年生が壊してるんじゃないかという説もある)。なんだか今日は男子校時代に戻った気分でしたが、個人的には非常に良い傾向だと思う。
とりあえず、秘書さんに駆り出されて2次会まで付き合わされた教務のお姉さま方は、明らかに引いてたっぽい。妹が「男は何にも考えんで生きれるからええなぁ」と自分を指して言ってたらしいですが、きっとこういう状況も指してるんでしょう。
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2005年07月19日
4年のみ
NAFAでの日常を垣間見た気がする。ふつーに楽しかったです。やはり杉森氏は神かもしれない。
深沢さんは1年間頑張って。
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2005年07月18日
blackman
中学時代に国語を習ってた塾の先生(→黒い人)とその奥さんの本が、日経の書評欄に載ってるのを発見。
正確には、クラシック関係の訳本。当時、いろいろ理屈をつけて何枚かCDを巻き上げた覚えがありますが、あながち単なるマニアではなかったのかも。9800円は高すぎるので買うことはまずないでしょうが、何はともあれ、いつまでもこのままの服装でいて欲しいものです。
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2005年07月17日
葦の髄から
今いる研究室の先生の先生を、先週の学科のホームカミングパーティーで見かけたのですが、実家の本棚をごそごそやっていたら、この先生の退官記念?の随想集があるのを発見。
もともと光物性をやっていた先生らしいのですが、相当に文章が上手い。いろんな芸術に傾倒しているようで、俳句や東洋的思想と、物理との関係をいろいろ考察した文章も含まれていたりします。
とりあえず、「物理と応用物理」に関する部分は、非常に興味深く読めました。自分も素粒子志望の友達が泊まりに来たりすると、延々悪態をついたりしている方ですが、こういう与太郎話は、やはり自分たちの代に始まったことではないらしい。そもそも「工学」と「理学」は不可分なもののはずですが、それが分離しているのは、明治時代に学問を2極に偏った形で後発的に輸入した、日本独特の現象だ、というようなことが色々書いてあります。
読んでいて全般に感じるのですが、この先生はとても「豊か」だと思う。「面白きこともなき世を面白く」するのが文化の効能・起源だと自分は勝手に思ってますが、傍から見ればしんどいこともあるだろう実験屋の日常を、色んな視点を持って眺めることで、1つ1つ楽しみに変えているように思えます。
物理や化学の世界には、漱石の弟子だった寺田寅彦や、さらにその弟子の中谷宇一郎に傾倒している人が多いようで、ちょっと読んでみようという気にさせられました。
一方で、少し時代の違いを感じさせられる個所も。この時代の先生には、やはり戦争による日本の荒廃が大きく影響していて、多かれ少なかれ「科学技術でもって日本を蘇らせよう」という悲願にも似た、強い使命感が感じられます。これに対し、残念ながら、今の自分たちにはそういった方面からの動機付けは少なくて、「面白い」とか「(漠然と)巡りめぐって社会の役に立つはずだから」あるいは「自分のアイデンティティを後世まで残したい」というのが、主な動機になるんだろうと思う。
最近、(農学や循環社会を志向する工学の一分野に比べれば)今の物工はどちらかと言えば「ぜいたく」のためにあるのではないか、という漠然とした不安があって、まだ自分のなかできちんと処理できずにいるのですが、こういうのはちゃんと自分で考えて納得するしかないようです。すべての学問は、巡りめぐって必ずどこかで支えあう、というのは頭では理解しているつもりなのですが。。。
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2005年07月16日
歯
とうとう矯正の装置が外れました。見切り発車になってしまい、先生が機嫌悪そうだったのがちょっと申し訳ないですが。
とりあえず、リテーナー(?)をつけてると舌が絡まって、どもってるみたいな発音しかできなくなることが発覚。基本的に食事時以外はずっとつけてろと言われたのですが、困ったなぁ。
投稿者 misudo : 18:07 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月15日
コロキウム
理物の方の授業で先生が話すので、それを聞きに初めて小柴ホールへ。
いや、素晴らしいっす。なんというか、全般に優雅です。廊下にお茶やお菓子が用意されていて、なんだか文化の違いのようなものすら感じる。
そして、
肝心の講演で、自分は沈没してしまったようです。激しく反省。
投稿者 misudo : 15:40 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月12日
Be
少し足踏みしていた間に、前期の実験はあと2週間足らず。もう作れるサンプルの数は限られているのですが、ちゃんと結晶になるかギリギリの領域のようなので、これから作る試料は全部ダメになってしまう気がしなくもない。既に2つ死んでるので、ちょっと心配です。
院試の出願の時期が近づいてきて、人の話も色々聞くのですが、どうやら自分の友達はみんなイバラの道を行ってしまうようです。以前から相談されてた相手がようやく結論を出したというので、冗談混じりに聞いてみたのですが、今まで散々批判していた自分の方も、今日は少し考えさせられたりして。
他人が一聴して「やめといた方がいいんじゃん」という選択肢はあるものですが、それを本気で検討できることは、やっぱり面白いと思う。どんな選択にも理由はあるはずで、本人にとっては色々比較検討した末の自然な結果のはずなのですが、そこにその人の個性というか情熱のようなものが垣間見えたりすると、ちょっとうれしくなります。
自分の興味はかなりミーハーらしいというのは少し前から薄々わかっていて、それ自体は別に構わないのですが、周囲の仲間が出色の選択をしてくれると、いまの道が安易なものではなかったかどうか、ちょっと足元を見つめてみたくなる。
3年になって以降、自分がどれだけ勉強できたかは知りませんが、いろんなものをぶった切ったことは確かなので、この1年半である意味での視野はだいぶ狭くなったはずです。自発的に何か新しく開拓することを、そういえば最近はほとんどやっていない。理由の1つは時間の制約ですが、それ以上に惰性の占める割合の方がずっと大きくて、このままでいると、すごくつまらない結果になってしまう気がします。
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2005年07月10日
The Black Crowes
6月中にずっと悶々として測り直していた磁化の各データが、ようやく一貫してそろいました。
・・・のはずだったのですが、締めくくりとなるはずの最後の測定が、またもや変な値を放出。どこかでミスをしているはずなのですが、どのサンプルで間違えてるんだろう?
とりあえず、早く終わらせようとして雑に作業を進めるよりは、多少時間をかけてでも、面倒がらずにある程度信用できるデータをちゃんと出していった方が、結果的に早く終わる、というのが最近の教訓です。今回も、一番最初の測定が間違っていたことに気づくだけのために、ずいぶん時間を浪費してしまった気がする。
関係ないですが、最近になってThe Black Crowesが復活してたことを知りました。
90'sのサザンロックの旗手で、"Good Rock&Roll Band"という表現が一番しっくりくるようなバンド。
新作を出すかは不明ですけど、今年のSummer Sonicにも来るらしいので、行く方は是非。
投稿者 misudo : 18:37 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月07日
今までずっと切ってたサンプルの
処理がようやく全て終わって、炉に入れようとピンセットでつまんだ瞬間、2つとも砕け散りました。
ちょっと泣きそうです。今日はもう無理。お家に帰ります。
投稿者 misudo : 04:20 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月03日
Musical Baton
学科の先輩から振られたのを見つけたので、書いてみます。
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■ 概要
海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す、というルール。
■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
→1.6GB。かなり中毒のはずですが、一度ディスクがクラッシュして以来増やしてません。iPod持ってないので、MD or 自宅のコンポでしか聞かない。
■Song playing right now (今聞いている曲)
→The Darkness "Growing on Me"
たまたま流れてました。00年代のイギリスにハードロックを蘇らせてくれたバンド。
■The last CD I bought (最後に買ったCD)
→Dream Theater "Octavarium"
ちょっと前にも書きましたが、名盤。
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
→ブラームス 交響曲第一番
ブラームスの交響曲は4つともお薦め。第四番は、クラシックマニアの塾の先生にもらった気がする。中学時代はクラシックばかり買いあさっていたのですが、高校に入って以降、HR/HM/PRという悪の道へのめりこんでいくことになります。
→"To Be With You":Mr.Big 「Lean Into It」収録
高校の学園祭で弾くはめになった曲。よくも悪くも思い出。おなじみMr.Bigの、全米1位作品です。
→"Starship Trooper":Yes 「The Yes Album」収録
高校時代に開発したシューティングゲームに、この曲の名前をつけてます。同じアルバムに「I've Seen All Good People」という曲が入っていますが、こちらはアクションゲームのタイトルに採用。
曲自体は、70年代のProgressive Rockの代表曲の1つ。次作・次次作の「Fragile」「Close To The Edge」が、ロック史上不滅の金字塔。
→"Metropolis Part.2 : Scenes From A Memory":Dream Theater
おそらく、人類が生み出した史上最高のアルバム。神としかいいようがない。
→玉置 浩二
曲ではないですが、日本人ならこの人。クラプトンのパクリだ、とかたまに言われてますが、自分はそんなことないと思う。昔先輩が弾いててあこがれた記憶が。人間臭くてよい。
■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
一般のディベーターがここを見てることは期待薄なので、
・Yockow
・まつぼっくり氏
・teratown
・ボブ
・keni
で。気が向いたらお願いします。
投稿者 misudo : 23:34 | コメント (5) | トラックバック
院試説明会
今週後半は殆ど実験をさぼってしまったのですが、来週の輪講のレジュメがようやく形になってきました。
明らかに時間をオーバーしそうな上、テーマが基礎寄りで「おおっ」というような類の紹介ではないので、みんな寝そうな気がすごくする。ただ、とりあえず自分の勉強にはなったと信じたい。内容が教科書と先生方のデータ中心で、英語論文をほとんど引いてないのがちょっと寂しいですが。
で、一応外部向けらしいものの、心配になって院試説明会に行ってきました。
分野の近い柏の研究室を第二・第三希望で書きたかったのですが、残念ながら本郷の研究室との併願はできないらしいので、4月までに回り損ねた染谷研・土井研・朝光研を見学。
朝光研は装置も分野もほとんど今の研究室と同じ(+自動粉混ぜ機がある)でいいのですが、仮に自分がそちらに行く運命になった場合、なんだか感情的なモチベーションが維持できなさそうでちょっと怖い。ただ、先生自身はみんな魅力的でした。時間切れで長谷川研・井上研まで回れなかったのが残念。
とりあえず、あちこちで直接話を聞いて「うおー、かっこいい」と思ってしまったので、4月の段階で志望順位は完全に決めてしまったつもりですし、かなり高い確率でこのまま書いてしまいそうですが。
とりあえず、出願が始まってから、もう一度気持ちを整理してきちんと決めることになりそうです。
最近、院試の勉強にまで時間が割けていないのも、ちょっと心配。ここしばらく、直近の目標にほとんどの時間を使ってしまっていますが、やっぱり、ある程度ペースを自己管理しないとダメなのかもしれません。
投稿者 misudo : 00:42 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月01日
前祝
翔太が一時帰国したので、ESSで何ヶ月ぶりかの呑み。
とりあえず、誕生日の前祝してくれた人、ありがとうございます。
よくも悪くも、自分は2年前からあんまり変化してないなぁ、というのがこの日の感想。文系の仲間は、だいたい就職・資格・留学のどれかで、時間の流れに素直に従っているだけでも、段々それぞれの道へ分かれてしまうことを実感します。
翌日深夜。なんだか漠然としたことを、泊まりに来た翔太にずっと話していたようです。実社会に出ていない自分は(もしかすると翔太も)まだ相当夢見がちなはずですが、今のところそれ以外にモチベーションを見出せるものがないので、当面はこのままの考え方で突っ走ってしまいそうです。