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2004年10月29日

St.Paul

午後が休みだったので、すこし図書館に寄った後、渋谷で上着を買って立教へ。
とりあえず、ジョナサンでへこみました。9時頃にもう一人合流。subwayは久しぶりにぐだぐだ話してて楽しかった。

価値観や生き方はそれぞれなんだなぁ、と感じます。あたりまえですけど。
ただ、面白い道というのはきっと無数にあるわけで、世の中はうまくできていると思う。
悩んだり考えたりする方は、すくなくとも当面の進路に関してはだいぶ落ち着いてきたので、自分はあとは突っ走るだけです。

投稿者 misudo : 11:12 | コメント (4) | トラックバック

2004年10月27日

iPod Photo

いつのまにか、iPod Photoが発表されてました。新機種のお値段はちょっと高めですが、もちろん従来通りのiPod / iPod miniも引き続き販売されています。

要するにシステムを全部カラー化して、写真の閲覧・出力機能をつけただけなのですが、欲しい。。。
だったら、mp3再生機能のついたデジカメを買えばいいじゃん、という反論は当たりません。標準的な256MBの貧弱なメモリカードでは、CD3〜4枚分程度の音楽しか持ち運べず、40GBのハードディスクにかなうはずがない。PDAも、いろんな機能をつけすぎて操作感がなってないので問題外。
数ヶ月以内にカメラ機能をつけた模倣品が他社から出るんでしょうけど、結局どちらの機能にも焦点を絞りきれない、中途半端な製品に終わってしまうはずです。あえて目的を絞って「再生専用」としているからこそ、シンプルに機能を統合できているんだと思う。

・ハードディスク搭載型音楽プレーヤー市場における、米国でのiPodのシェアは92.1%
・iPodが服、現金、自動車に次いで、米国の高校生が最も欲しいクリスマスプレゼントの第4位に挙がっている

とiPodは絶好調なようですが、今後ともSteve Jobs会長には頑張ってほしいものです。

Apple純正の音楽管理・再生ソフトである「iTunes」は、Windowsでも標準で動きますし、Media Playerなんかよりも圧倒的に使いやすいはずなので、まだ使ってない人は是非。Appleのサイトから無償でダウンロードできます。

そして、早くiTunes Music Storeが日本でもオープンせんことを・・・。

投稿者 misudo : 10:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月23日

リサーチ

図書館で研究室の資料探し。こんど話を聞きにいく先生のところをあたる中で、左の2冊を発見。産総研の全身となった組織の成果をまとめた本なのですが、物工の教授陣の一部もメンバーとして関わっていて、強相関系の物性物理・微細加工技術の概況を非常にわかりやすく解説してあります。本当に自分くらいのレベルの人間に書かれたような本で、とんでもなく面白い。

てか、やっぱり十倉研いい。ここしかない気がしてきた。

投稿者 misudo : 17:44 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月22日

マゼール/ニューヨーク・フィル

@NHKホール。半年前から予約してたコンサートに、ようやく行ってきました。

セットリストは、

・ベートーベン コリオラン序曲
・リスト ピアノ協奏曲1番
・ドヴォルザーク 9番

このほか、ピアニストのソロが1曲、アンコールが2曲(最後はアルルの女のファランドール)。
いや、やばいですって。マゼールのコンサートはこれで2回目なのですが、もう感無量。かっこいいなんてもんじゃない。もう70代もなかばにさしかかっている同氏ですが、このままお元気でいつまでも長生きしてほしいものです。
今年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでも指揮するそうなので、1月1日の夜8時からは、ぜひNHK教育チャンネルの衛星中継をどうぞ。

投稿者 misudo : 23:27 | コメント (2) | トラックバック

2004年10月18日

oazo

ランダムで割り振られる後期の実験課題の1つめが、高温超伝導に決定。しかし、友人の一人が不幸にもいきなり柏に飛ばされてしまい、来週の研究室訪問がピンチ。先生に相談したら、日程を変更してくれるそうですけど。ガイダンス後にそのまま図書館にいくのがしんどかったので、皇居に行ってみようと思い立ち、ふらふら歩いてみました。大手門に着いたところで、月曜日は東御苑は閉まってることを知り、しばし呆然。美術館や博物館だけだと思ってたのに。

仕方ないので、大手町に最近できたoazoに行ってみる。丸善本店が移転して入ってるのですが、これがでかい。物理系の本も、大学生協なんかよりはるかに品揃えが良いです。1冊だけ衝動買い。洋書も豊富です。すぐ近くで改装した丸ビルは(値段的にも)全般にちょっと学生には手を出しにくい雰囲気なのですが、それに比べるとoazoはかなり気楽に行けます。あえて例えると、ヒルズをもうちょっと地味にした感じ。都内に住むようになってからは、なぜか東京駅周辺の利用頻度が下がってしまったのですが、これからはもう少しこっちにも足が伸びそうです。

投稿者 misudo : 19:11 | コメント (1) | トラックバック

2004年10月15日

Debate Central日本語版

新サイト「Debate Free Port」を暫定的に公開しました。世界最大のディベートサイトである「Debate Central」の一部を日本語に翻訳した上で、さらに独自に注釈などを加えた内容になっています。

立ち上げの趣旨などは、サイト本体を参照してください。膨大な映像やテキストが収録されているので、特に、これから成長しようとする1・2年生や、ジャッジとして関わりつづけるであろう3・4年生にとっては、非常に有益なものになるはずです。


内容自体はだいぶ前に完成していたので、本当は正式オープンにしたかったのですが、諸事情で今回は見送りました。というのも・・・

少し前からDebate Centralの管理人である、バーモント大のSnider教授とコンタクトを取っていたのですが、ちょっとややこしい問題が出てしまったんです。同サイトの目玉のひとつに、体系的なディベートの教科書である「code of the debater」というのがあるのですが、これを翻訳させてもらうよう許可を求めたところ、

I am waiting for the opinion of my university on this matter.

It will, however, not be possible to offer either CODE OF THE DEBATER
or INFLUENCING THROUGH ARGUMENT in Japanese as I have recently sold
the rights to these items to a publisher and they will soon vanish
from DEBATE CENTRAL.

Thanks for your efforts to support debate!

との返事が返ってきました。ビデオや専門誌の記事など、その他のコンテンツの利用に関しては問題ないようなのですが、このままだとせっかくの優秀なテキストが、ほとんど日本人の目にとまることなく消えてしまうことになります。

「code of the debater」の2章あたりを一見するとわかるのですが、この教科書はこれまでに日本で作られたどのテキストよりも圧倒的によくできています。とくに、各種negative issueについての記述はすばらしい。

著作権の売却先であるバーモント大と直接交渉して、一定の権利料を支払った上で、最初は自費出版のような形で日本語訳を出すことも不可能ではないのですが(1000部売れれば採算ラインを超えるらしいので、日本語ディベートのコミュニティも含めれば、あながち無理な数字ではないかもしれません)、それはあまりに手間がかかります。というか、無償で誰でも気楽に読める、というメリットが失われるなら、Advanced Debateを翻訳したほうが早い。

ということで、(Snider教授には本当に申し訳ないのですが)当面は「小さなコミュニティ内で自発的に使うため」という形をとって、code of the debaterなどのコンテンツの翻訳作業を進めていければ、と考えています。

ただ、こうした作業は一人では無理なので、特に現役を引退している方々、どうか翻訳作業にご協力をお願いします。Snider教授の言うvanishがいつ行われるのかはわからないのですが、あまりもたもたしているとサイト上から「Code of the debater」が消えてしまうので、せめてその前に2章と4章だけでも翻訳してしまえれば、と思っています。詳しくはサイト内の「翻訳の作業場」「このサイトについて」をご覧ください。

いずれにしても、国内の情報中心の姉妹サイトの「Falcons Library」ともども、今後ともご愛顧のほどをお願いします。

投稿者 misudo : 00:57 | コメント (4) | トラックバック

2004年10月14日

こまった

聖心の文化祭に行きたい。いや、もちろん変な意味ではなく。押尾コータローがライブやるんです。しかもたったの2500円。チケットは余裕で売ってました。9月のライブは、予約開始当日に全部売り切れだったというのに。

で、日程を見たら10/16の4時半開演。KAEDEさぼろうかな。。。

すみません。冗談です。てか、自分もアポとったので先生に話聞いてきます。研究とまったく関係ないもう一人の教授からは返信が来ません。こまった。

投稿者 misudo : 15:08 | コメント (2) | トラックバック

2004年10月08日

研究室

を片っ端から調べ直してます。時期としては多分ちょっと遅れてるんですが。意外に知らない研究室が結構あることにようやく気づきました。

シンポジウムは3日間つづいたんですけど、無理にたとえるなら、KAEDEキャンプのモデルディベートをずっとフォーマルにしたみたいな感じです。講演の半分と運営を担当していた物工の先生同士がわりと仲がいいことも関係してるのかもしれませんが、(英語がたどたどしい人も数名いるものの)みんなご機嫌で終始和やかな雰囲気。聞いてる側の学生はけっこう緊張してるんですけど。。。

院で研究室を変われるとはいっても、どうせなら、公私ともに一生の師匠にできるような人を選びたいものです。もちろん、成長するには自分もその人の期待に応えていかないといけないわけですが。やっぱ、かっこいい先生はかっこいい。

また関係ない話。さっき授業の導入にtipsみたいな感じで超関数の基礎をやってたのですが、定義を丹念に追っていくと、ω≠0のとき、sinωtのt→∞の極限が0に収束してしまいました。どこまで行っても波打ってるはずなのに、気持ち悪い・・・。あくまで道具として拡張しただけなので、実用上は便利なはずなんですが。

投稿者 misudo : 19:10 | コメント (4) | トラックバック

2004年10月06日

シンポジウム

行ってきました。基礎っぽいところから、ほとんど商品の売り込みまがいのものまで。多分本質的な部分は20%もわかってないのですが、英語自体は意外になんとかなります。これは、面白い。D1で発表させてもらってる人もいたのですが、自分はあと4年であそこまで行けるのかどうか。本当に頑張らないと。

もう一つ収穫があって、1年近く探していた元東工大の先輩と、ようやくコンタクトをとれました。明日も夕方から行ってきます。

投稿者 misudo : 18:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月05日

ほとんど自由な電子モデル

予想に反して、十倉先生はかなり面白い人でした。明日はCOEのシンポジウムで物工の教授陣がみんないなくなってしまうので、一日休講。友達と聞きにいってきます。

関係ないですが、ディベートの話。いま、某教授にメールを送って返事を待っているのですが、1週間以内にかなり面白いサイトを公開できそうです。乞うご期待。

投稿者 misudo : 15:53 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月03日

誰も知らない

文化村の美術展に行った後、つづけて鑑賞。カンヌで男優賞、っていう知識しかなかったんですが、これは良いです。ふつうのドラマでは省略されてしまうような、日常生活のしょーもない部分を切り取ったみたいで、演技っぽさが全くない。小中学生独特の、ぼそっ、ぼそっとした会話や、まだ自分の世界から十分に抜け出しきれていない感じが、すごく生々しく再現されています。てか、自分や友達も小学校の頃こんな感じだったし。

ストーリー自体は、どんどん悲しくなっていくのでちょっとしんどいですが、しみじみしたい人にはおすすめかも。個人的には大好きです。

※あと、免許は無事に取得しました。でも、こわくてドライブなんて出来ません。

投稿者 misudo : 23:12 | コメント (3) | トラックバック